コンテンツ
SEKIORはアクション苦手でも大丈夫?
フロムソフトウェアから発売された「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」
巷では今までのフロム作品と比べて難易度が高すぎるため、普段ゲームをしない人やアクションが苦手な方にはオススメできないとの声があります。
では、実際はどうなのでしょう?本当にSEKIROはアクションが苦手な方にはオススメできない作品なのでしょか?
アクション苦手女子で検証
実際に試してみました。以下、被検者のスペックです。
- 年齢:26歳
- 性別:女性
- 名前:ことサップ
- 趣味:アニメ鑑賞
- 日課:ハイボールを飲む
このようなスペックの女性にSEKIROを約1カ月間プレイしてもらいました。
その結果と感想、対策などをまとめます。
※結果は全てのアクションが苦手な方に当てはまるのではありません。1人の実例としてご覧ください。
結果発表
それでは結果から記載します。
残念ながらSEKIROを1カ月プレイしても攻略することはできませんでした。
しかし、SEKIROはアクション性だけでなく、世界観や音楽、物語と多くの素晴らしい要素を兼ね揃えた作品です。それらを体感して、SEKIORは「難しいけど本当に面白い傑作」であるというのが被験者の結論でした。
以下、簡単にレビューを記載します。
次に被験者が難しいと感じたポイントをまとめます。
コントローラーの操作が難
まず、普段ゲームをプレイしていないとコントローラーの操作に苦戦します。攻撃やアイテムの使用など、ボタン配置が独特なので基本操作に慣れるまで時間がかかります。チュートリアルをしっかり読んで、死なず半兵衛(戦闘の練習台)で戦闘方法を練習したら少しはステージを進めるようになりました。
雑魚キャラが難
雑魚キャラも時と場合によっては強敵になります。特に序盤はプレイヤーの体力も攻撃力も低いため簡単に敵に殺されます。
また、雑魚キャラの攻略が難しいのは戦闘面だけでなく、ステージのどこに潜んでいるかわからないといった「配置」も関係します。
ボス戦はもっと難
フロム作品で腕を磨いた歴戦のプレイヤーでも強いボスを相手にするとボコボコにやられてしまうことが多々あります。それがアクション苦手プレイヤーとなるとさらに大変です。
どれだけ準備して挑んでも全く歯が立ちません。今回の被験者も最後はボスで詰んでしまいました。(まぼろしお蝶と鬼刑部)
アクションが苦手だと詰む理由
では、なぜアクションが苦手な方は攻略できずに詰んでしまうのか、被験者の考察をまとめます。
1. 強敵が倒せない
アクションに慣れているプレイヤーは敵の攻撃をいくつかのパターンとして認識します。攻撃が行われるモーションも含め、この次にはこんな攻撃が来るというのが分かります。敵の行動分析ができるのですね。しかし、アクションに慣れていない方は敵の攻撃を分析するのに苦戦します。全てが一連の流れに見えてしまい、アクションパターンを分解して個別に対応することが困難です。その結果、強敵が倒せずに詰んでしまいます。
2. 色々試すことができない
どんな強敵や難所でもHow Toを見つけると攻略がとても楽になります。上手なプレイヤーは負けたり迷いながらも様々な技やアイテム、アクションを試し攻略方法を模索します。結果、敵の弱点や攻略ルートを見つけ進んでいきます。しかし、アクションが苦手だと、そもそも色々なアイテムや技を試す余裕がありません。敵の攻撃を防御することだけが先行します。また、適切な場所で適切なアクションを行う発想につながらないケースもあります。つまりは、色々なゲームで場数を踏み身につく「感」が足りないケースです。
3. 何度も挑もうと思わない
スポーツやギャンブルも同じですが、ゲームに負けてばかりいると楽しいと思えません。かなり強い意志がない限り途中で嫌になってやめてしまいます。残念ですがこの心理はSEKIROにも当てはまります。
4. オンライン・NPCのお助けがない
SEKIROが他のフロム作品と決定的に異なる点です。ダークソウルやブラッドボーンはオンラインで他のプレイヤーを召喚して共闘したり、NPCを味方にして一緒に強敵に挑むことができました。しかし、SEKIROにはこれらの救済処置がありません。これがSEKIROの難易度を上げている最大のポイントです。
5. レベルの概念がない
ダークソウルやブラッドボーンの場合、強敵が倒せないならプレイヤーのレベルを上げてステータスを強化すれば攻略できる可能性が高まりました。単純な話しですが、HPが1.5倍になれば敵の攻撃も1.5倍まで耐えられるようになります。しかし、SEKIROにはレベルの概念がありません。キャラクターを強化するために必要なアイテムも基本は強敵を撃破して入手します。つまり、ボスのような強敵を倒すにはプレイヤースキルを高めることが必須となります。これがSEKIROの難易度を上げているもう1つのポイントです。
以上の理由がアクションが苦手な人がSEKIROを攻略できずに詰んでしまう主な理由であると考察します。
しかし、SEKIROはアクションだけでなく、世界観やキャラクター、音楽、ストーリーと、素晴らしい要素を多く兼ね揃えた神ゲーです。
「物語の続きが気になるのに詰んでて見れない!」
「このボスさえ倒せれば話が進むのに!」
といったもどかしい思いをされる時、アクションが苦手な方はどうすればよいのでしょうか?
アクションが苦手な人が攻略するための5つの方法
最後に、アクションが苦手な方でもSEKIROをエンディングまで楽しめる方法をまとめます。
ゲームの上手い人に攻略してもらう
最も確実で簡単な方法です。どうしても攻略できないステージや、どれだけ挑んでも倒せないボスはアクションが得意な人に助けてもらいましょう。SEKIROには特定のボスを倒さないと先に進めないケースが多々あります。せっかく世界観やストーリーは好きなのに強敵が倒せないという理由でプレイをやめてしまうのはもったいないです。まわりの助けを借りましょう。
攻略サイトとYoutubeの情報を総導入する
実はSEKIROには簡単にゲームをクリアできる裏技が多数存在します。今まで忍殺できないと思っていたボスが忍殺できる。まったく歯が立たない強敵を落下死させられる、など、簡単な攻略方法が多数あります。これらの情報を駆使することで今までクリアできなかった場所を突破できるかもしれません。SEKIROの攻略をあきらめる前に一度攻略サイト(動画)を観てみましょう。
MODを入れる
PC版でプレイされる方の特権ですが、特定のMODを入れると攻略が容易になります。人気ゲームSEKIROには様々なMODが登場しています。例えば以下のようなMODです。
形代の必要コストをゼロにする
形代の必要コストをゼロにし流派技や忍殺忍術を使い放題にするMODです。特定の義手忍具や流派技が効果的なボスも多くいるため、強敵の攻略につまった時にオススメです。
楔丸に属性ダメージを付加する
楔丸に属性のバフを付加します。攻撃力を2倍にしたり、炎や毒、雷といった属性ダメージをプラスします。単純なセオリーですが、攻撃力が高まると敵を倒せる確率は高まります。
いわゆるチート技ではありますが、SEKIROが難しくてやめてしまう前に一度試してみるのもアリです。
リンク先に詳しい導入方法も記載しています。
実況動画で最後まで見てしまう
最終手段です。Youtubeなどの動画サイトにはSEKIROに関する多数の動画が投稿されています。攻略方法だけでなくエンディングをまとめた動画も多数あります。どうしても攻略できないなら他のプレイヤーが攻略する動画をエンディングまで観てしまいましょう。これも決して悪い方法ではありません。救済処置のないSEKIROには必要な選択肢です。自分で攻略するわけではありませんがSEKIROの物語を知る1つの方法です。
シェアプレイで攻略してもらう
おそらく最もオススメできない攻略法方です。PS4にはシェアプレイ機能(オンラインを通じて他のPS4ユーザーにゲームをプレイさせるサービス)が搭載されています。この機能を使い、離れた知り合いやアクションの上手なゲーマーさんにSEKIROの難所をプレイしてもらいます。しかし、シェアプレイはインターネットを介したサービスなのでラグや遅延が存在します。ここ一番で画面が止まるなんてこともあるため、シビアな操縦が要求されるSEKIROではあまりオススメできません。
最後に
SEKIROは本当に難しいゲームですが、システムや物語、音楽にキャラクターと、最高品質の要素で構成された神ゲーです。攻略が難解な場面もありますが、友人や攻略サイト、裏技動画などの助けをかりて是非!多くの方にチャレンジしていただきたいです。