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発売が迫るANTHEMに期待が募る
2019年2月22日の発売に注目が集まる大型タイトル「ANTHEM」。販売元のエレクトロニックアーツ(EA)は「発売から5週間で500万~600万本の販売を見込む」と投資家向けに発表するほど、大きなビジネスが期待されるビッグタイトルです。
EA、Co-opアクション『Anthem』の販売本数は発売から5週間強で500万~600万本を見込む
引用元:Game spark
本作はすでに予約者特典の「VIP デモ」と誰でも参加できる「オープンデモ」の2回の体験版がリリースされています。プレイ期間は短かったものの、世界中のプレイヤーがデモに参加し、プレイ時間の合計は4,000万時間を超えるという驚異的な結果になりました。
デモで浮き彫りになった不安要素
デモをプレイして操作性の素晴らしさやグラフィックの美しさ、戦闘の奥深さなど、様々な魅力が明らかになった本作ですが、反面、購入を躊躇してしまうほどの不安要素も浮き彫りとなりました。
サーバー接続問題
予約者限定のVIPデモではそれほど問題になりませんでしたが、多数のプレイヤーが参加するオープンデモでは明らかにサーバー接続に問題がありました。何度も接続が断たれログインできない状態が続いたり、日本語では接続できないので言語設定を「英語」に変更しなくてはいけないなど、サーバーにログインできない問題が浮き彫りとなりました。もちろん、言語を英語にしてログインしてもゲーム内の音声は英語になるため、語学堪能なプレイヤー以外はストーリーを理解できません。
無限ロード
戦闘が終了し拠点に帰還する際にロードを挟むのですが、ロード画面のまま一向にゲームが進まないエラーです。永遠にロード画面を見続けることになります。
クエスト進行不能バグ
クエストは全て段階的に進んでいきます。1つ目の目標をクリアすると次の目標が提示されるのですが、クリアしても何も提示されず、クエストが進められないというバグです。
これらのバグやトラブルはSNS上でも多数の報告が上げられ、開発側は改善項目にリストアップ済みとしています。
しかし、発売まで1ヶ月を切った本作が、本当にこれらの問題を全てクリーンにし、ユーザーの満足いく形でリリースできるのか不安が残ります。
ANTHEMを発売日に買うならPC版
サーバーの接続やバグと言った不安要素を抱えながらも、やはり発売日に大作をプレイしたいというのがゲーマーの本音ではないでしょうか。そこで、ANTHEMを発売日に購入しても後悔しない方法をご紹介します。
PC版だけの手厚いサポートを活用すべし
ANTHEMが発売されるプラットフォームは以下の3つです。
- PlayStation 4
- Xbox One
- PC(Microsoft Windows)
これらの中でPC版だけ販売価格やメーカーからのサポートが大きく異なります。
簡単にまとめると違いは以下の通りです。
1. 値段が安い
PC版は驚くほど価格が安く設定されています。ダウンロード版を比較した下の表をご覧ください。
ダウンロード版 価格(通常版) | ||
---|---|---|
Playstation4 | Xbox one | PC |
¥8,424 | ¥8,424 | ¥6,264 |
本作はオンライン専用タイトルで常にネットへの接続が必須です。そのためPlaystation4版をプレイするにはPlaystation Plusに加入する必要があります。一度でもプレイするにはPlaystation Plusの1カ月権利券を購入する必要があるため、費用にプラス514円されます。そうなるとPlaystation4版の総額は8,938円。ソフトの購入以外に支払いの発生しないPC版と比べると2,674円もの差があります。同じダウンロード版でも、販売元のエレクトロニックアーツから直接買う(メーカー直売)のと、ソニーのプレイステーションストアから購入(小売店経由)するのではこれほどにも価格が異なります。
2. 発売日より早く本編を遊べる
エレクトロニックアーツが提供するプラットフォーム「Origin」にはPC版のユーザーだけが加入できる「Origin Access」というサービスがあります。(Xbox oneにはEA ACCESSがあります)これは月額か年額を支払うことで様々な加入者限定のサービスを受けられるシステムです。例えば以下のような内容です。
- バトルフィールド1やシムズ4、ドラゴンエイジといったエレクトロニックアーツ社のゲームと、一部のサードパーティータイトルをいつでも無料で遊ぶことができる。(今後200タイトル弱になる予定)
- 今後発売されるゲームを先行プレイできる。
- Originでの購入価格が全て10% OFFになる。
この項で触れたいのは2つ目の「今後発売されるゲームを先行プレイできる」という点です。これはANTHEMも例外ではなく、発売の6日前から本編を遊ぶことができます。
引用元/Origin公式
7年間待ちに待ったファンにとって1日でも早くプレイできるのは嬉しい優遇ですよね。しかし、前記した通りOrigin Accessは有料サービスです。簡単に価格をまとめます。
【Origin Access 価格表】
Basic | |
---|---|
月額 | 年額 |
¥518 | ¥3,002 |
ANTHEMの先行プレイ | |
10時間のトライアル |
Premier | |
---|---|
月額 | 年額 |
¥1,644 | ¥10,644 |
ANTHEMの先行プレイ | |
6日前からゲーム本編 |
Origin Accessには2つのコースが設けられ「Basic」は料金設定が低い分、先行プレイできるのは10時間のみと制限があります。また、プレイできる内容も本編のみに限られます。一方、「Premier」は月額、年額ともにBasicの3倍以上と強気な価格設定ですが、先行プレイは時間の制限が無く、フリープレイタイトルも本編だけでなくDLCなどの追加コンテンツも遊び放題となっています。少し割高な印象もありますが、新作が発売の6日も前から遊び放題というのがキラーコンテンツとなっています。
3. 返品できる
「Origin」はゲームを購入したけど満足できなかったというユーザーのため、商品を返品することができる「ゲーム満足保障プログラム」を設けています
引用元/Origin公式
返品できる条件が定められていますので簡単にまとめます
- ゲームを最初に起動してから24時間以内、購入日から14日以内、予約購入の場合はゲームの発売日から14日以内のいずれか早い日付が返品の期限。
- EAの新作ゲームを発売日から30日以内に購入し、EA側のトラブル(バグやサーバー問題)でプレイできない場合は通常の24時間の代わりに、ゲームの初回起動後72時間まで返品可能。
返品方法もシンプルで、以下の手順で行えます。
- 注文履歴から該当製品の隣に表示されている「払い戻し申請用リンク」を選択。
- 「払い戻し申請フォーム」に必要事項を記入して申請を送信。
- 48時間以内に返答が届き、10日以内に払い戻しが行われる。
「ゲーム満足保障プログラム」のリンク先を掲出しておきます。
我々はゲームを保証します。ご満足いただけない場合は、返品が可能です。
引用元/Originゲーム満足保障プログラム
デモ版のプレイで明るみになった本作の不安要素「サーバー接続エラー」や「無限ロード」などの運営サイドによるトラブルの場合、初回プレイから72時間の間返品が可能となります。ANTHEMはプレイしたいけど問題なく遊べるのか不安な方は、PC版を購入することで「買って損した」という事態を回避できます。
※ Playstation Storeは返品不可
Playstation Storeで購入したダウンロードコンテンツは原則として返品することができません。これは利用規約5項に記載されています。(2019年2月8日現在)
ANTHEMにバグやエラーの不安があってもPC版なら安心
PC版はPlaystation4版やXbox one版に比べ、販売元とダイレクトなやり取りができるため圧倒的なサポートを有します。もしゲーミングPCをお持ちならPC版のANTHEMを購入し、万が一に備えるのが良いでしょう。
では最後に、PC版ANTHEMの要求スペックを記載しておきます。
ANTHEM PC版 必要動作環境
◆ 最低設定 – 1080p | 30 FPS | |
---|---|
OS | Windows 10 |
CPU | Intel Core I5 3570 |
メモリ | 8 GB |
グラフィックカード | Nvidia Geforce GTX 760 |
VRAM | 2 GB |
◆ 推奨設定 – 1080p | 60 FPS | |
---|---|
OS | Windows 10 |
CPU | Intel Core I7-4790 |
メモリ | 16 GB |
グラフィックカード | Nvidia Geforce GTX 1060 |
VRAM | 4 GB |