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平成最後の神死にゲー発売
待望のフロム最新作「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」が2019年2月22日に発売されました。ダークソウルやブラッドボーンよりも死にやすいとの前評判通り、難易度はフロムソフトウェア作品の中でも最高レベルです。
なぜそんなにも難しいのか。本作の難易度を高めている一番の要因はオンラインによる共闘が不可能という点です。過去作なら難しいボスや攻略できないステージはオンラインで他のプレイヤーを召喚し助けてもらうことができました。しかし、オンライン要素のない本作はどんなに難しいステージも強敵も自分一人の力で攻略しなくてはいけません。
では、どうすれば心折れることなく、途中であきらめることなく、最後までSEKIROを攻略することができるのか。
この記事では、初心者の方がSEKIROを攻略するために知っておくべき10のポイントをまとめます
SEKIROの心得10選
1・傷薬瓢箪の所持数を増やす
ダークソウル3でいうエスト瓶に相当するアイテムが傷薬瓢箪(きずぐすりひょうたん)です。
はじめプレイヤーは瓢箪を1度しか使用することができません。これは、瓢箪の種を見つけ荒れ寺のエマに渡すことで使用回数を増やしてもらえます。
本作で詰まないために最も大切なことの1つは少しでも多くHPを回復する術を持つということです。
どれだけたくさんのダメージを受けても回復することができれば攻略の可能性は残ります。瓢箪の種は強敵を倒したり隠された場所を探索することで見つけることができます。序盤でも取得することができるので積極的に探索して入手しましょう。
どうしても見つけることができないプレイヤーのために種の場所が記されたリンクを下に記載します 。
瓢箪の種の入手場所一覧
引用元/SEKIRO(せきろ/隻狼)完全攻略ガイド
2・弾くことを重視する
本作がフロム過去作と異なる大きなポイントは攻撃と同じくらい敵の攻撃を弾くことが重要視されている点です。
SEKIROには体幹ゲージが採用されています。これは敵の攻撃を弾いたり敵との剣戟を継続することで体幹へダメージを与えることができるシステムです。攻撃を弾き続けると敵は大きく体勢を崩し隙が生まれます。そこで忍殺を決め一撃で敵を仕留めることができます。
本作は攻撃ボタンを連打する、いわゆるゴリ押しで攻略することは難しいです。
まずは敵の攻撃を弾く(パリィ)ことを重視し、HPよりも体幹ゲージを削ることに集中しましょう。
特にボス戦では HP を削るよりも体幹にダメージを蓄積させ忍殺を決める方が圧倒的に簡単で有利に戦闘を進めることができます。敵の攻撃するタイミングをよく読みタイミングよくボタンを押すようにします。
3・ステップを多用する
ブラッドボーンのように敵の攻撃はステップで回避します。強敵はガードや弾くことのできない特殊な攻撃を繰り出してくるため、避けるためにはジャンプやステップを必要とします。
本作はスタミナゲージが無いのでどれだけ攻撃やステップを多用してもスタミナ切れで動けなくなることはありません。戦闘中「危」という文字が表示される時は、敵が防御や弾くことのできない攻撃を放つことを示します。そのような時はタイミングよくステップで対応し、しっかりと敵の攻撃を避けましょう
4・1対1で戦う
ブラッドボーンやダークソウル同様、フロムソフトウェアの戦闘で大切なことは敵に囲まれないことです。
どれだけキャラクターを強化していても大量の敵に囲まれてしまうと一方的に攻撃を受け死んでしまいます。本作でも多勢に無勢という状況は避け、なるべく1対1で敵と戦うように心がけましょう。
本作にはステルス要素が採用されており、草むらや花畑にしゃがんで身をひそめると敵に気づかれません。どうしても攻略できないステージは、敵にみつからない状態で背後から忍殺を決め、周囲の敵に気付かれたら一度退却し身を潜めます。そして敵の警戒状態が解かれたら残りの敵を忍殺します。この繰り返しで難しい場所も攻略できます。
5・アイテムはここ一番のため温存
攻撃力や守備力を強化できる飴や、体力を徐々に回復してくれる丸薬など、本作には攻略を助けてくれるアイテムが多数存在します。これらのアイテムはステージの探索や敵のドロップ、またはお店で購入することができます。貴重なアイテムになればなるほど入手は困難になります。そのため、貴重な消費アイテムはなるべくここ一番に備えて温存しておきましょう。例えば以下のようなアイテムが重要です。
- 吽護の飴/物理攻撃によるHPダメージを軽減(一時的)
- 阿攻の飴/攻撃力と体幹攻撃力を強化(一時的)
- 神食み/HP全回復+状態異常回復
- 丸薬/HPを一定量徐々に回復
- おくるみ地蔵/回生の回数を1回増やす
これらのアイテムを入手した際はどうしてもクリアできない難所やボス戦のために簡単に使うことなくとっておきましょう。傷薬瓢箪以外にも回復するアイテムがあるというのはボス戦でとても心強いです。狼を強化できる飴はどうしても倒せない敵と対峙した時に重宝します。強化系や回復系のアイテムは特に使いどころを選ぶ必要があります。
6・ボスにはまず忍殺
強敵として立ちはだかる数々のボスはHPゲージを2つ持っています。(さらなる強敵はそれ以上の場合もあります)苦労して体幹にダメージを与えたりHPを削り1つ目のゲージをなくしても、もう1つのゲージが現れます。
まずは正面から対峙するのではなく背後を取り忍殺を決め、HPのストックゲージを1つに減らしておきましょう。そうすることで通常の敵と同じくHPゲージを1本減らすだけで倒すことができます。
しかし、注意すべき点は忍殺を決めた後に戦闘状態を解いてはいけないということです。ボスは一度戦闘状態を解除すると、HPが回復します。忍殺を決めて身を隠し、もう一度忍殺を決めようとするとボスの体力はリセットされているため、忍殺2回で倒すことは不可能です。
強敵のライフゲージが1本なのと2本なのでは雲泥の差があります。まずは背後から忍び寄り、忍殺を決めてから戦闘に突入しましょう。
※ボスの中には忍殺が不可能で、正面から戦うほかないものもいます。往々にして強敵です。
7・遠距離攻撃の敵を先に叩く
ステージを攻略していると遠くから弓や銃、手裏剣などの遠距離武器で攻撃してくる敵が現れます。彼らは長距離の攻撃に長け、他の敵と戦っていても容赦なく遠くからダメージを与えてきます。多くの敵から同時にダメージを与えられると体幹ゲージもHPも一瞬で削られ、すぐに不利な状況に転じてしまいます。
まずは敵に見つからないように屋根の上などにいる遠距離武器を使う敵を倒しましょう。大抵の場合遠距離武器を使用する敵は高台にいます。それらの敵を片付けた後、地上にいる敵を上空から忍殺するとステージを楽に進められます。
8・死んでもアイテムは回収
狼は回生という力により1度死んでも復活することができます。そして、立て続けに2回死ぬと経験値とお金が半減するという死亡ペナルティが存在します。しかし、取得したアイテムは死んでも失うことはありません。
敵に囲まれたり窮地に追いやられても近くにあるアイテムや宝箱からなるべくアイテムを取得するようにしましょう。攻略が不可能に思える場所もアイテムのサポートがあれば突破できることがあります。いざという時の助けになるアイテムは優先的に確保するようにしましょう。
9・重要なスキルを優先的に取得する
ゲームをすすめ、スキルツリーが解放されるとプレイヤーは経験値を使用して狼を強化することができます。その際、不必要なものや使いどころのないスキルを優先して取得すると攻略が難しくなります。まずは重要なスキルを優先的に取るようにしましょう。例えば以下のようなスキルです
見切り
通常弾けない突き攻撃を見切り、体幹ゲージを削れるようになります。突きを使用する敵は強敵ばかりで、何体かのボスも使用します。見切りを取得しているか否かで戦況は大きく変わるので優先的に取得しましょう。
気配殺し
ステルス状態の隠密度を高め、敵にみつかりにくくする常駐スキルです。本作にはボスだけでなく雑魚キャラにも正面から対峙すると苦戦する強敵がたくさんいます。そのような敵はステルスで背後から近づき忍殺で仕留めるのが効果的です。また、多数の敵が徘徊するステージでも気配殺しを覚えておくと敵からの視認率が下がるため、攻略がとても楽になります。自分の気配を殺せる気配殺しは何も消費することなく常に発動するスキルなので早めに取得しましょう。
エマの薬識・利き薬
回復アイテムの回復量を上昇させる常駐スキルです。どんな回復薬も使用する際に隙が生じます。戦闘中に重要なのは、なるべく回復薬の使用回数を減らし、一度の回復量を増やすことです。
奥義・ 大忍び刺し
攻撃スキルの中で最も使えるスキルの1つです。遠距離から鋭く突きを繰り出し、刺さった敵を踏み台にして高く飛び上がります。そのまま敵の頭上から忍殺につなげられます。
他の攻撃スキルと違いこの大技はボス戦でとても有効です。特に葦名源一郎との戦いなど、ここ一番という時に威力を発揮します。タイミングさえ間違わなければ必ずヒットしてダメージを与えられます。必要なスキルポイントは6つと多めですがとても使い勝手のよいスキルです。敵のHPにダメージを蓄積すると体幹ゲージもたまりやすくなるので、強力な攻撃スキルを1つはもっておきましょう。
10・弱点を見つける
一見歯が立たないようなボスにも弱点が存在します。(これといった弱点がない場合もありますが)例えば炎に弱かったり爆竹の音でひるんだりします。まずは敵の弱点を見つけることが攻略の助けとなります。そのためにも強敵に遭遇したら様々な「流派技」や「義手忍具」を試してみましょう。意外な弱点が見つかることもあります。
最後に
SEKIRO: SHADOWS DIE TWICEは海外のメタスコアで全機種90点以上をたたき出す驚異的な評価となりました。フロムの過去作と比べてもグラフィックや戦闘システム、そしてボス戦の面白さが格段にパワーアップしています。
死にゲー・無理ゲーと呼ばれるように難易度の高いタイトルではありますが、しっかりと作戦を立て、スキルを磨けばどんな難所も攻略できます。ぜひ、平成最後の神死にゲーを最後までお楽しみください。