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SEKIRO【隻狼】についてわかっていることをまとめる
2019年2月10日現在までにフロムソフトウェアの新作「隻狼 SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」に関してわかっている内容をまとめます。
※新情報が出ましたので下に「※3月8日追記」を追加しています。
スペック
引用元/SEKIRO公式
SPEC | |
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タイトル | SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE |
プラットフォーム | PS4, Xbox one, Windows |
開発/共同開発 | フロム・ソフトウェア/Activison Publishing, Inc. |
ジャンル | アクション・アドベンチャー |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2019年3月22日(金) |
価格 | 7,600円+税 |
CERO | D(17才以上対象) |
まず、本作のスペックです。プラットフォームはPS4, Xbox one, Windowsの3つ。発売日は2019年3月22日です。従来のフロム作品と異なるのはジャンルが「アクション・アドベンチャー」である点。フロムと言えばアクションRPGを特徴とする作品を多く発表していますが、今作はアドベンチャー寄りの作品となります。この点から過去作と比べ、より物語性の強い作品になるのではなかと推測できます。
フロムソフトウェアとアクティビジョンの共作
製作はFROMSOFTWAREとACTIVISIONの協同によるもの。この2社のタッグは以前にも製作されており「天誅 参」などがそうです。フロムが苦手とする立体的な機動をアクティビジョンが担当しており、ダークソウルやブラッドボーンと比べ高低差のある立体的な移動やアクションが増えています。製作の主導は常にフロム側にあるとのことで、本作も手に汗握る死闘と、更に進化したアクションが期待されます。
主人公は主君と片手を奪われた忍び
引用元/SEKIRO公式
物語を簡単に説明すると、舞台は雪深い峠を越えた「葦名(あしな)」と呼ばれる国。凄腕の剣士「葦名一心」が国取りで一夜にして作った国がありました。しかし時は流れ、もはや外敵から攻撃に耐える力がないほどその国は衰退の一途をたどっていました。そこで一心の孫「葦名の将」は滅びゆく自国を救うため荒業に出ます。葦名の地に古くから続く特別な血族の「皇子」を人質として捕らえたのです。皇子とよばれる少年は天涯孤独でした。が、1人だけ、彼の側には常に1人の忍びがいました。それが主人公。プレイヤーの操作するキャラクターです。忍びは主君である皇子を奪われ、片腕を切り落とされ、命までも奪われていまします。しかし偶然にもとある仏師に拾われ「回生」して蘇ります。そして左腕に忍義手を得て、主君奪還への旅に出るのです。こう聞くと葦名一族が最後のボスなのか?と思いますが、フロムの描くストーリーなので二転三転する先の読めないものを期待します。なぜ忍びは皇子の側に付くのか、特別な血族とはどのような血を持つのか、片腕を奪ったのは誰なのかなど、まだまだ不明な点が多い作品です。
物語の舞台は戦国時代
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ここ最近のフロム作品は西洋風の世界観を採用していましたが、本作は久し振りに和風テイストな作品となります。舞台は1500年代後半、戦国時代末期の日本です。しかしあくまでモチーフとしての時代背景で、ダクソやブラボ同様にフロム独特の再解釈と再構築がなされています。戦国の血生臭さや荒廃した「枯れた美しさ」は残しつつ、紅葉の舞い散る風景やステージ一面のススキなど、日本美を取り入れた独特な世界観となっています。
ステルスがカギ
引用元/SEKIRO公式
気づかれていない状態なら敵を一撃で仕留める(忍殺)ことができます。草むらに隠れての殺害や高所から敵をロックし飛び降りて暗殺など、ステルスキルのバリエーションもいくつか存在します。しかし、どんなにステルス行動を取っても、一部の敵はプレイヤーの存在を嗅ぎつけられます。モーションも忍びらしく無駄のない、スタイリッシュな出来に仕上がっており、この仕様が本作をダークソウルやブラッドボーンと決定的に違うものにしています。
本格的な剣戟
引用元/SEKIRO公式
戦闘は片手に剣、もう片手には補助ツール(忍義手)を装備。義手は装備するツールによってその役割が変化するため、様々な格闘スタイルを確立できます。本格的な剣戟(刀で切り合う戦い)が戦闘の基本スタイルとなり、新たな概念として「体幹ゲージ」が備わっています。敵に攻撃を当てたり、敵の攻撃を弾くことによって体幹にダメージを与え、一定以上のダメージを与えることで敵は体勢を大きく崩して隙ができます。その際、強力な忍殺で仕留めるといった戦い方です。本作では回避モーションもローリングではなくステップが採用されており、ブラッドボーンのようにスピーディな戦闘が期待できます。
3次元の移動と戦闘
引用元/SEKIRO公式
ダークソウルやブラッドボーンと異なる点として、本作には鉤縄(かぎなわ)を利用した高所への高速移動や、ジャンプ、壁面をつかった三角飛びが用意されています。フロム作品のステージはどれも立体的な構造(高さや深さのあるステージ)が多く採用されていますが、本作では立体的なステージを立体的に動き回れる、飛び回れるようになります。また、戦闘でも立体機動が可能となり、敵の攻撃を鉤縄で高所へ回避したり、敵に直接鉤縄をかけて間合いを詰めるといった戦い方もできます。
復活システム「回生」
引用元/SEKIRO公式
本作には「回生」と呼ばれる復活システムが設けられています。敵に倒されてもその場で「回生」するかそのまま「死ぬ」かを選択できます。回生はストック制となっており、敵を倒していくとストックが回復していきます。ダクソでいう篝火の役目を果たす「鬼仏」にアクセスするなど、回生のストックを補充する方法はいくつか用意されているそうです。
オンライン要素はなし
引用元/SEKIRO公式
ダークソウルやブラッドボーンに備わっていたオンライン要素は全てなくなっています。他のプレイヤーを召喚して一緒に戦ったり、死んだ場所に血痕が残ったりと、ゆるく繋がるオンライン要素が特徴的だった過去の作品とは決定的に異なる点です。合言葉によるフレンド同士のプレイもできません。難易度の高い作品ゆえ、どうしても倒せない強敵はオンラインで他のプレイヤーと強力してクリアする、といった救済措置がなくなるわけです。その代わり、今作でもお助けNPCは登場するようです。フロム作品中、最高難易度になると噂される本作ですがオンラインによる助っ人なしでクリアできるゲームバランスなのか気になるところです。
キャラメイクなし
引用元/SEKIRO公式
プレイヤーが操作するキャラクター(主人公)は固定されており、キャラメイクやクラスを選ぶことはできません。その代わりスキルツリーは「忍」「侍」「義手の製作」の3つが用意されており、プレイヤーの選択で好みのスタイルを作り上げることができます。この仕様から、本作は今までの作品以上にストーリー性が強く、はっきりと物語が語られるのではないかと予想されます。
音楽は過去作と同じ北村友香氏
引用元/Blood borne公式
本作の音楽も過去作同様、北村友香 氏がご担当されています。ダークソウルやブラッドボーンの楽曲を手掛け、中でも、時計塔のマリア「Lady Maria of the Astral Clocktower」やロスリック王子との死闘「Lorian, Elder Prince & Lothric, Younger Prince」はボス戦の世界観を最高に盛り上げてくれる天才的な作品でした。隻狼の音楽も北村氏がご担当されるなら「神曲」は約束されたと考えて間違いないでしょう。
篝火は「鬼仏」
ダークソウルの篝火やブラッドボーンの灯りの使者のように、復活ポイントやファストトラベルには「鬼仏」が設けられています。鬼仏は、青色の炎を漂わせ、多数の手足を持った像です。過去作同様、鬼仏に使用して体力を回復させたり一部のアイテムを補充することもできます。しかし本作でも鬼仏を利用するとエリア内のすべての敵がリスポーンします。(中ボスやボス以外)
一時停止が可能
オンライン機能がないことにより、本作ではポーズ機能が実装されます。フロムの過去作にポーズ機能は存在しませんでした。ニンテンドースイッチ版「ダークソウル リマスタード」では本体に搭載されたスリープモードを利用して”疑似ポーズ機能”が使えましたが、ゲーム内に正式な機能として実装されるのは今回が初めてです。
敵を倒すと経験値と通貨を得るが死んでも失わない
これも今までのフロム作品とは異なる点です。デスペナルティに関しての詳しい情報はまだ解禁されていませんが、今作では敵に倒されても通貨や経験値(過去作でいうソウルや血の意思)はロストしないとのことです。
※デスペナルティに関する情報が出たので「※3月8日追記デスペナルティ」を追加しました。下記ご覧ください。
ボリュームも過去作同等
フロム広報の北尾氏によると、全体のボリュームは正確な時間数を指定することはできませんが、最近のタイトル(ダークソウル3やブラッドボーンなど)とあまり変わらないほどとのこと。プレイ時間の統計を取るウェブサイト「HowLongToBeat」によると、プレイヤーはBloodborneのメインストーリーをクリアするのに約35時間、ダークソウル3は約32時間となっています。また全プレイヤーの平均では、両方のゲームプレイ時間が約50時間であるとのことです。
※3月8日追記 デスペナルティ
ダクソ、ブラボではお金と経験値の両方を兼ねていた「ソウル」「血の遺志」ですが、本作では「お金」と「スキルポイント」それぞれに分割されます。過去作では死亡するとソウル、血の遺志の全てをドロップしていましたが、SEKIROでは半分になります。また、「冥助(みょうじょ)」というシステムが存在し、死亡しても一定確率でお金やポイントを失わずに済みます。尚、ダクソ、ブラボは敵を倒すと自動的にソウルや血の遺志を取得できましたが、SEKIROではアクションボタンを押して「吸引」する必要があります。
※3月8日追記 スタミナの排除
本作にはスタミナの概念がありません。ダクソ、ブラボでは攻撃や回避を行うとスタミナを消費し、全て使い切ると動けなくなっていましたが、本作では持久力(スタミナ)が削除されています。ダッシュしてもスタミナ切れで走れないということはありません。これにより、連続で攻撃したり、ダッシュから一気に間合いを詰めて戦闘に入るといった積極的な戦闘が可能になっています。
その他、判明している要素を下記にまとめます。
- クリーチャーと人間エネミーの敵対あり(その状態をプレイヤーが作り出せる)
- 水面を走れる、泳げる。
- ゲーム内課金無し
それでは最後にPC版の要求スペックを掲載します。
◆ 必須動作環境 | |
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OS | Windows 7 | 8 | 10 |
CPU | Intel Core I3-2100 | AMD FX 6300 |
メモリ | 4 GB |
グラフィックカード | Nvidia Geforce GTX 760 |
◆ 推奨動作環境 | |
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OS | Windows 7 | 8 | 10 |
CPU | Intel Core i5-2500K | AMD Ryzen 5 1400 |
メモリ | 8 GB |
グラフィックカード | Nvidia Geforce GTX 970 |
必要なハードディスク容量は25GB以上となっています。発売まであと約1カ月。フロムの久しぶりの新作に胸が高鳴りますね。